JE1TNL History (3)

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自前の「はしごタワー」は頑強な物で、その年の9月にやってきた巨大台風9号(Fitow 小田原市付近を通過。西湘バイパス崩落)にもびくともしなかった。(注:アンテナ自体には方向がElevationがずれる僅かな被害があった)

この頃から、運用スタイルがややマンネリ状態に・・・

脱却すべく「上級免許でも取るか・・・」と中学高校時代に2回ほどチャレンジした1アマを2007年8月25日に受験。


中学高校当時(1983/84年)は、記述式問題に欧文60字/分と和文50字/分の電気通信術がありましたが、現在は25字/分の欧文のみとか・・・
なんと2アマ(1981年中1の時取得)所持ということで電気通信術は免除でした。
学科試験も過去とは違い多枝選択式に・・・。

何とか四半世紀ぶりに合格出来ました。
上級免許について調べているうちに、なんとFCCのアマチュアライセンス(USAの資格)が国内で取得可能だと知りました。

JAの免許があればUSで運用可能であり事実5月にはKH0/JE1TNLで運用しましたが、FCCライセンスを持っているのと大きな違いは「JAでの局免許に縛られる」ということでしょうか。
逆にFCCのライセンスを所持していると、JAの免許は使えません(FCCのライセンスで運用しなければならない)。
JAの1アマだとUSではExtra級相当ですが、FCCがGeneral級だとJAの1アマを持っていてもGeneral級(出力はExtraと同じだがバンドプランで制限有り)です。
よってJAで1アマだとExtra級でないとメリットが減ってしまいます。

こういうリスクもありましたが、KH0での運用予定もあり、9月2日の名古屋での受験に挑戦することに。
1アマは受験申請が2ヶ月前でしたが、FCCライセンスはなんと1週間前でOKでした。
Queston Poolで問題が決まっているとはいえ、かなりの問題量。しかも(当たり前ですが)全部英文。

結局数日間の勉強ではElement3(General)止まりでした。
このとき、実は1アマの合格通知はまだだったのですが、「Extraを取らないと1アマのメリットが減ってしまう」という事態に。

しかしチャンスが多いとは言っても、仕事の都合で日曜日しか受験できない・・・
ちょっと遠かったのですが、2週後の9月16日、岡山での試験に申し込み。
勉強もHam Test Onlineで短期集中的にやりました。
直前に名古屋での試験でのコール「KH0TE」を取得しましたが、なんとも打ち辛いSuffix・・・

今度はElement4は難なくパス。
JA、USともCWは試験はありませんでしたが日米両国アマチュア最上級のライセンスを無事取得出来ました。
コールサインも2x1のVanityコール「AH0L」をゲット出来ました。


これでQROへの第一歩に・・・

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